眼瞼下垂の手術費用は高い?保険適用になる条件とは?
眼瞼下垂症と診断された場合
眼瞼下垂症と診断されたとしても、必ずしも保険適用で治療を受けられるわけではありません。保険が適用されるか否かは、眼瞼下垂の進行度合いによって異なります。
より具体的にいうと、眼瞼下垂が進行して視界が狭まり、日常生活に支障が生じていると医師が判断するかどうかが、保険適用可否の基本的な基準です。目を開いたときに瞳にまぶたがかぶさっている状態であれば、日常生活に支障があるとみなされる可能性が高いでしょう。
軽度の眼瞼下垂症は保険適用外?
軽度の眼瞼下垂症の場合でも、保険適用となることは考えられます。状態から見れば軽度だとしても、トラブルや負担につながると判断されることはあるのです。
たとえば、視界の制限はほとんどないとしても、目を開く際に通常よりも顔や首に負担がかかることはあります。そのために肩こりや首の痛みなどが発生していたりアゴを上げて物を見るクセがついていたりする場合、健康トラブルの恐れありとして保険適用になる可能性はあるでしょう。
重度でも保険適用外なるケースとは?
重度の眼瞼下垂であっても、保険適用外になるケースはあります。症状が重度であれば確かに保険適用される可能性は高いのですが、保険で適用できる治療方法を選択しなければ、保険適用外になってしまうのです。
保険適用の手術では効果が出ないほど重度の眼瞼下垂である場合は、保険適用外になってしまいます。通常の手術ではまぶたを引き寄せることが難しければレーザーメスを使用することもあり、その場合は基本的に保険適用外です。