眼瞼下垂症に困っている時に頼るのは何科？眼科が形成科で悩んだ時の選び方
瞼だから眼科という考え方
眼瞼下垂症の手術を依頼する際には、目の周辺部位であるまぶたに関する治療であることから、眼科を選ぶとの考え方がまず挙げられます。
眼科で治療を受けるメリットとしては、手術に当たっての目の状態や手術後に発生する不都合などに対して、専門性が高いことが挙げられるでしょう。目は、私たちにとって非常に大切な部位です、手術を受けることで万が一にでも何らかのトラブルが発生してはいけないと考え、眼科を選ぶのも一つの方法ではないでしょうか。
皮膚を切除するから形成外科という考え方
眼瞼下垂が皮膚を切除する手術が基本であることから、形成外科を選択するという考え方もあります。眼科は基本的に眼球そのものの異変に対して治療を行う科であり、まぶたやその周辺に関する機能や審美性については、形成外科の方が高い専門性があるためです。
形成外科であれば、術後の仕上がりや審美性についても相談しながら、カウンセリングを受けられます。眼科では対応できないような症例にも、形成外科であれば対応できることが考えられるでしょう。
手術の実績で選択する
眼科を選ぶにしても形成外科を選ぶにしても、手術の実績で選択することは非常に重要です。眼瞼下垂の手術には、高い専門性や経験が要求されるためです。
医師として働き始めたばかりの新人でも、いくつもの症例を経験しているベテランでも、同じように眼瞼下垂の医師を名乗ることはできます。大切な目の周りについて手術を任せるクリニックを選ぶのであれば、手術の実績を事前に確認して、経験豊富な医師を選ぶことが重要でしょう。
