眼瞼下垂を発症しているかを自分でチェックする際のポイント
目を開けるときに力が必要
眼瞼下垂を発症しているかチェックするポイントとしてまず挙げられるのが、目を開けるときに力が必要だと感じるかどうかです。「眼瞼挙筋」と呼ばれるまぶたを上げ下げする筋肉が、加齢やその他の原因により弱まってしまうと、目が開きにくくなってしまいます。
目を閉じて両方の眉毛の上を軽く押さえ、そのままの状態で目を開けてみましょう。この時目が開きにくい、力が必要だと感じる場合、眼瞼下垂が発症している恐れがあります。
三重まぶたや四重まぶたになってきた
三重まぶたや四重まぶたになってきたら、発症を疑った方が良いでしょう。眼瞼下垂が発症した人の中には、上まぶたにしわが増えて三重、四重に見えることがあるためです。
ストレスや睡眠不足などによる目元の血行不良が原因であれば、生活スタイルを見直すことで改善・予防につながることも期待できるでしょう。しかし眼瞼下垂が原因となっていた場合は、放置しておくと進行していく可能性があります。そのため、早期に医師へ相談することが重要です。
まぶたの重さを感じる
まぶたの重さを感じる場合も、発症が疑われます。まぶた自体は、非常に軽いものです。骨やその他重さを感じさせる組織などがある訳ではないため、通常であれば重さを感じたり開けにくいと感じたりはしません。
眼瞼下垂の初期は、目が乾きやすくなる、涙の量が増えるなどの症状に留まります。そのため、まぶたが重いと感じたら、やや症状が進行している可能性があるでしょう。そのままにせず、早期に医師へ相談するのがおすすめです。