眼瞼下垂を自力で治す方法がある?期待できる効果とデメリット
眼瞼も筋肉で動いているのでトレーニングで改善する?
眼瞼下垂に対して自力で改善したい方の中には、何か良いトレーニング方法がないかと考えている方もいるでしょう。しかし、基本的に眼瞼下垂は自然治癒する病気ではなく、根本的な改善を目指すのであれば手術を受けるほかにありません。
まぶたを上げ下げする筋肉の衰えが原因の眼瞼下垂を予防するためであれば、トレーニングにも一定の効果は期待できます。ただし既に眼瞼下垂が発生している場合は、医師へと早期に相談することが大切です。
眼瞼下垂の原因は筋繊維の弛緩や断裂
眼瞼下垂の原因の多くは、筋繊維のゆるみや断裂です。年齢を重ねておくと徐々にまぶたを上げ下げするための筋肉が衰え、まぶたが上がらなくなってくることで眼瞼下垂が起こります。後天性の眼瞼下垂の多くは、この筋肉の衰えから発生するのです。
また、事故やその他の事柄によってまぶたの筋肉を損傷することでも、眼瞼下垂は発生します。外傷が原因となっている場合は、他の外傷も含めて早期に医師による診断と治療を受けることが重要でしょう。
眼瞼をなるべく擦らないという予防方法
眼瞼下垂を予防するためには、まぶたをできるだけこすらないようにすることが重要です。まぶたをすることで、まぶたを上下する部位である眼瞼挙筋腱膜へダメージを与えてしまうためです。
まぶたを大切にするために、マッサージをしたいと考える方もいるかもしれません。しかし、眼瞼下垂を避けるためには、マッサージは逆効果になることが大半だといえるでしょう。まぶたへの物理的な刺激は、眼瞼挙筋腱膜にダメージを与えることになりかねないためです。