眼瞼下垂の手術を受ける前に知っておきたい!手術後の後遺症
ドライアイや涙目になる
眼瞼下垂手術の後遺症としては、ドライアイや涙目がまず挙げられます。手術を終えた後はまぶたが開きやすくなり、どうしても目の渇きを感じやすくなるためです。特に手術直後は目が少し開いた状態になることから、目が乾燥しやすくなります。
目が開きやすくなることで、まぶしさから涙目になってしまうことも考えられるでしょう。涙が出てしまうだけでなく、目ヤニの量が増えることも考えられるため注意が必要です。術後1カ月程度は特に気を付けましょう。
まぶたの腫れや赤みが引かない
まぶたの腫れや赤みが引かないことも、眼瞼下垂手術の後遺症の1つです。まぶたは顔の中でも特に腫れやすい部位であり、手術の翌日はほとんどの方が腫れを経験します。腫れる期間には個人差があり、長い方では1カ月程度、一般的には1~2週間程度継続することが通常です。
一部の方には、赤みや腫れがなかなか引かないこともあります。手術後は腫れや赤みに手で触れないようにし、入浴や熱いシャワー、激しい運動などを控えることが重要でしょう。
視界のぼやけや過矯正が起きる
眼瞼下垂の手術内容によっては、視界のぼやけや過矯正が起きることもあります
眼瞼下垂手術によって、視力が低下することは通常ありません。
しかし目元の腫れが引くまでは、角膜の形状が変化することから一時的に手元がぼやける可能性があるでしょう。過矯正とは、手術によって目が見え過ぎるようになる現象です。見え過ぎること自体は問題ではないのですが、目の周りの筋肉に必要以上の負荷がかかり、眼精疲労を起こす可能性があります。